大沢野地区自治振興会の画像

大沢野地区自治振興会のアイコン大沢野地区自治振興会近づきすぎ 離れすぎず ゆるいつながりを大切に

大沢野小学校下(約4000戸)にある55の自治会・町内会を束ねる大沢野地区自治振興会の理念と活動報告のサイトです。 事務局は会長の店(パソコン修理店)内に暫定設置しております。突然のご訪問にはお応えできません。必ず電話予約をしてからお越し下さい。



【OPEN】 09:00 ~ 17:00

【お休み】木

  ※ 土日も受け付けますが、必ず電話予約をしてからお越しください。


〒939-2293 富山県富山市長附349-1 自治振興会長のパソコン修理店内(暫定事務局)


 

 

 お知らせ

令和7年9月25日19時より大沢野会館大会議室において、第4回理事会が開催されました。

報告内容は下記のものになります。


・いま一度問う、「なぜ町内会が必要なのか?」
・木地市議が相談役に
・獣害対策 投票結果
・改革に対する意見書(反論)
・募金仲介廃止 その後に見えた住民の声


詳細は下記をご覧ください。

第4回理事会報告




第3回理事会の内容は下記のものになります。


・募⾦仲介の廃⽌と返⾦(法令遵守)
・理事たちの研修旅⾏と新年会の廃⽌
・獣害(クマ・サル・イノシシ)対策
・事務局は移転しました(暫定)


詳細は下記をご覧ください。

第3回理事会報告


会長あいさつ

会長あいさつの画像


【ヒマじゃない人のための町内会】

家族と過ごす
「今しかない時間」
を守るために




町内会のような組織は、もう限界です。

それでも他の多くの町内会の総会と同じく、先日の自治振興会総会でも、「例年どおり」という空気の中、誰が望んでいるのか分からない行事や予算が、当然のように可決されました。

「誰が決めた?」「本当に必要?」そう感じた方も、きっといるはずです。

私は町内会が好きなわけではありません。郷土愛もないし、「一丸となって大沢野を盛り上げていこう!」といった言葉には、むしろ冷めてしまいます。

ただ、困難に抵抗できない自分が許せない。その思いだけで、私は動いています。

まずは、「例年どおり」を疑うこと。外からの業務依頼はふるいにかけ、必要なものだけを残すこと。

町内会は、親睦のための組織と言われます。でも、仕事が多すぎて余裕がなければ、親睦を育むどころではありません。

私たちが目指すのは…… ヒマじゃない人のための町内会。

「この会長、ヒマな人たちに抵抗されて、イヤになって大沢野を見放すんじゃね?」

だいじょうぶ。

私の背中には、静かに怒りを抱える、何も言えなかった人たちがついています。

町内会を無くすのではなく、そこに縛られない日常を守る……それが私の役目です。

一緒に戦ってくれとは言いません。 どうか、そっと背中を押してください。



大沢野地区自治振興会

会長 坂上 誠一






追伸:令和7年7月6日

「歴史を知らない者が改革をするな!」

と言う人がいたら、その人こそ既得権益側の人です。

既得権益はお金だけじゃない。
名誉も、居場所も、生きがいも全部そうです。
経験を盾にマウントをとりたいというのも既得権益です。

私たちに必要なのは、歴史――つまり
その決まりごとがどう成り立ったかよりも

「今、それが本当に必要か?」だけです。

今一度問う「なぜ町内会が必要か」

町内会は⻑く「地域の親睦のための組織」として続いてきました。
隣近所であいさつを交わせば暮らしは豊かになり、防犯にもつながります。
これが町内会の基本的な役割です。

そして、町内会にはもう⼀つ⽋かせない役割があります。

町内会がなければ、地域の声を⾏政や議会に届ける回路が失われてしまいます。
地域の要望は個⼈では限界がありますが、町内会として束ねれば現実が動きます。

ただし課題もあります。

・若い世代が引き継ぎたくない時代遅れの⾏事や⾏政依頼があまりに多いこと
・「相談役」や「重鎮」が町内会を⽜⽿り、若い世代が距離を置いていること
・このままでは「町内会=ムダ」としてしか見ていない氷河期世代が担い⼿になる頃
 ⼀⻫に町内会を去っていくでしょう。その時まで、もう10年も残されていません。
・⾼齢者ばかりの地区は、他地区の若い世代の⽀えが不可⽋になること

だからこそ「声を⾏政に届ける回路」を守るために、町内会のスリム化が不可⽋です。

若い世代は誠実です。
ムダなことはやりませんが、本当に必要なことは必ずやります。

次世代へつなぐために――守るために削るのです。

政治と行政に出来ない事をやる

政治と行政に出来ない事をやるの画像

私たち自治振興会(自治会・町内会)は、「行政の下請け」ではありません。
また、「選挙で票を集める必要」もありません。

だからこそ、私たちにはできることがあります。

政治は、投票してくれる人が多い年齢層にウケる政策が優先されます。

行政は、「無駄だと分かっている事業」であっても、自らの手足を切ることはできません。

ですが、私たち自治振興会には、そうした「しがらみ」がありません。

もう誰も望んでいない行事なら、やめるという選択ができます。

疲弊するだけの事業なら、見直すという決断ができます。

「例年どおり」より、「いま必要かどうか」で判断できます。

それなのに、今まで誰もそれをしてこなかったのは「今までと同じようにやってさえいれば、誰にも文句を言われずに済む」つまり「そのほうが楽」だったからです。

自治振興会は、地域の「柔軟かつ迅速に対応できる組織」であるべきです。
行政が持ち得ない「柔軟さ」と「勇気」を、私たちが担う時代に来ています。

未来は変えられないかもしれない。
けれど、今日の「ムダだったな」を、明日に残さないことならできるはずです。

それが、私たちにできる「政治や行政にできないこと」です。

ここまでの改革

・寄付・募金仲介の廃止

・研修旅行および新年懇親会の廃止

・自治振興会事務局の暫定移転(法令遵守・属人化防止のため)

・パワーハラスメント対策窓口の設置

・森林帯の部分伐採案を可決(獣害対策)

・空き家調査依頼の正式拒否(行政依頼の精査)

・法令違反に関する刑事告発(2件)

これから解決していきたい事

自治振興会が解決しなければならない地域運営の課題はまだまだ山積みです。

ここでは、今後取り組んでいきたい「課題の一覧」を掲載します。
どれもすぐに解決できるものではありませんが、
「なぜこの仕組みが必要なのか?」「誰のためになっているのか?」を問い直すことで、
もっと暮らしやすい地域が見えてくると信じています。


・民生委員と社協の役割が重複しており、
 それぞれの活動内容が住民にとって見えにくい状態になっている

・自治会費の一部が使途不明瞭な団体に拠出されており、
 金額の妥当性や根拠が十分に説明されていない

・ボランティア活動がいつの間にか「義務」に変化してしまい、
 住民間に無言のプレッシャーや軋轢を生んでいる

・ゴミステーションの管理責任があいまいで、
 自治会未加入者とのトラブル予備軍になっている

・「見守り隊」や「交通誘導」など、法的なグレーゾーンの活動がある一方で、
 行政の責任範囲がはっきりしていない

・高齢化にともない、役員のなり手が不足し、
 同じ人に仕事が集中する「疲弊ループ」が起きている

・若い人たちに引き継いでいってもらいたいと言いながら
 引き継いでもらうための努力を何もしていない。

・相談役というポジションは「先輩」ではなく「後継者」に。現会長より若い人に。

・各組織の長には「毎日が日曜日の人」ではなく、忙しい人の気持ちが分かる「現役世代の人」を!


これらの課題は、誰かを責めるためのものではありません。
「このままではいけない」という共通認識から、
それぞれの地域に合った「ちょうどよい仕組み」を見つけていけたらと考えています。

ひとりで悩まないで

大沢野地区の自治会・町内会長の皆様へ

一人で悩まず、まずはご相談ください。
町内会長や自治会長という役職に、
重すぎる責任と、わかりにくい慣習がのしかかっていませんか?

たとえば――

民生委員などの「推薦」を求められるが、誰も引き受けてくれない

「出せない」と断ると、自分がやらねばならないような空気になる

「任意」と聞いたのに、実質的に強制のような扱いをされている

行政に尋ねても、
「できればお願いしたいんですが…」といった曖昧な返事しか返ってこない。
でも、それで本当に判断できますか?

▶ そんな時は、自治振興会会長である私にご相談ください。
行政とは異なる立場で、
「本当のところどうなのか」を、率直にお伝えします。

私の答えは「正解」ではないかもしれません。
しかし、それが現場のリアルであり、地域で暮らすあなたと同じ目線の声です。

「出せないものは、出せない。それで結構です。」
「誰も引き受けないなら、事業そのものを見直す必要があります。」
「あなたが一人で悩むべきことではありません。」

どうか、ひとりで背負わないでください。
答えが見えないときは、まずは私に聞いてください。

ご相談は、理事会の時でも結構ですが、少しでも早く楽になるために、会長直通のメールをご利用ください。




実は、「敵は行政」ではありません。

真の敵は、命令されている気がする病 なのです。

町内会や自治会を苦しめているもの――
それは、行政の押しつけでしょうか?
いいえ、実際は多くの場合、「○○しなければ」という思い込みです。

その 命令の正体 は、たいてい次のいずれかです:


・前任者の残した資料

・昔言われた気がする市の説明

・長老格の一言

・委員長(内輪の人間)の単なるメンツ

・自分の「怒られたくない」気持ち


本当に行政は私たちに命令しているのでしょうか?
実際に、尋ねてみると「できる範囲で」と返されることがほとんどです。

ただし、彼らの立場上、「やらなくてもいいですよ!」とまでは言えないのも行政です(笑)

つまり、敵は行政ではありません。

私たちの心の中に潜む

やらねばならぬという勝手な思い込みこそが、最大の敵

なのです。

冷静に考えてみると、町内会の問題って、すべてこの一言に集約されるような気がしませんか?

どうですか?敵の正体が分かったら、心が軽くなったでしょう?^^


よくあるお問合せ

Q: 会長の政治的立場を教えてください。私は保守派なので、極端な改革志向者なら支持できません。

A: 私は墨家(ぼっか)思想に根ざした現実主義者です。

儒家のように、形だけを整えて良しとなりかねない形式主義を嫌います。時間と予算を食いつぶすだけの「おままごと」のような娯楽的な行事は、なくしてもいいと考えます。

ムダをなくすのは、「獣害対策」のような——本当にやらなければならないこと(生活の安全を守ること)を、きちんとやるためです。そして本当に必要なものだけを次世代へ引き継がせるためです。

たとえば自動車は、目的地まで人や荷物を運べれば充分です。カーレース(スポーツ)をしたり、車内でカラオケ(文化)をしたりする必要はありません。町内会の存在意義にスポーツや文化の振興まで盛り込んでいては、組織はいつまでたってもスリムにならず、次の世代が継承を拒むでしょう。

保守的な考え方の中にある「人を想う心」は大切にしますが、もしそれが単なる「前例踏襲主義」や「町内会全盛期への執着」にすぎないのなら、私はそれと徹底的に向き合います。











【大沢野地区自治振興会】は、自動ホームページ作成システム ePage を使って作成されています。