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R7第3回理事会報告のアイコンR7第3回理事会報告大沢野地区自治振興会

令和7年7月31日、第3回理事会が開催されました。この報告は8月中旬に皆様のもとに全戸配布される紙の報告書と同じものになります。募金仲介の廃止など重要な決定があります。




募金仲介の廃止・返金

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募⾦仲介を廃⽌し、今年集めた分は返⾦します。

これまで⾃治振興会では、「⾚い⽻根共同募⾦」や「歳末たすけあい募⾦」などを町内会を通じて回収し、団体として⼀括納付してきました。

しかもその⾦額を、⾃治振興会の「負担⾦(年間2,100円)」に含める形で、⾃動的に各⼾から徴収していたのです。

そして何より重⼤なのは、この仕組みを住⺠の⼤半が気づいていないという事です。

ほとんどの⽅は「町内会費の中に含まれていた」とは知らず、寄付をしたという認識すら持たないまま、“募⾦者”とされていたのが実情です。

これは、本来⾃由意思で⾏われるべき善意の寄付を、事実上の義務として扱っていた構造的問題であり、法的にも倫理的にも⾒過ごすことはできません。実際、同様の⼿法は裁判で違法と判断された例もあります。

このような経緯を受け、⾃治振興会では今後⼀切の募⾦仲介を廃⽌し、すでにお預かりしている分は、全額を町内会を通じて返⾦いたします。

※私たちは寄付や募⾦そのものの価値を否定するものではありません。


【ご参考】来年度からの負担⾦と町内会費について今回の廃⽌によって、来年度の⾃治振興会負担⾦は、現在の「ほぼ半額」まで圧縮できる⾒込みです。
その結果として、町内会費そのものも減額できる可能性があります(判断は各町内会に委ねられます)。

下記PDFをクリックすると大沢野地区自治振興会が負担金として一括集金している項目がご覧になれます。今回の募金に限らず、「○○会費は住民(町内会会員)の同意を得ているのか!」と思われるものがあれば、積極的にご意見をお寄せください。皆さんが文句を言わずに黙っているので「承認された」という事にして集金してきたのですから。

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研修旅行・新年会の廃止

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これまで⾃治振興会では、理事(各⾃治会⻑)による研修旅⾏と新年懇親会を、毎年恒例の⾏事として実施してきました。

しかし近年では、誰も楽しみにしていない研修(理事たちもイヤイヤ参加)のために、貴重な予算と時間を費やすこと⾃体が本末転倒ではないかという声が多く寄せられていました。

参加者が限られ、内容も形骸化したこれらの⾏事に対して、毎年約30万円もの予算が使われていたことは、住⺠の皆さまにとっても納得しがたい点だったかもしれません。

そこで⾃治振興会では、今年度をもって研修旅⾏および新年懇親会を完全に廃⽌することを決定しました。これにより、年間30万円程度の予算削減が⾒込まれます。

獣害対策

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河岸段丘森林帯部分伐採案

数年前、加納地区で住宅地にクマが出没し、⼥性2名が負傷するという衝撃的な事故が発⽣しました。しかしながら現在に⾄るまで、抜本的な対策は講じられていないのが現状です。

⼤沢野地区の場合、クマやイノシシなどの野⽣動物は、河岸段丘の森林帯を伝って住宅地まで出てきます。

そこで現在、⾃治振興会では⾏政機関と連携し、この河岸段丘森林帯を部分的に“更地に近い状態”にすることが可能かどうか、調査・交渉を進めています。

ただし、更地化できたとしても、それを放置すれば数年で再び藪となり、元の状態に戻ってしまいます。そのためには、伐採後の維持管理も含めて、継続的な対策が必要であり、我々、住⺠側もある程度の経済的協⼒が求められることになるかもしれません。

安全は無料ではない――それが現実です。しかし、皆で知恵と責任を分かち合うこ
とで、持続可能な安全対策はきっと実現できます。

事務局移転(暫定)

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⾃治振興会事務局は移転しました(暫定)

これまで⼤沢野公⺠館内に間借りしておりました⾃治振興会事務局ですが、このたび、「属⼈化防⽌・中⽴性確保委員会」の勧告に基づき、暫定的に下記の新住所へ移転いたしました。
今後のお問い合わせや書類の提出は、新事務局宛てにお願いいたします。


〒939-2255
富⼭市⻑附349-1(坂上会⻑/パソコン修理店内)
電話番号:076-456-4764


※上記の番号にお電話いただくと
パソコン修理店の店⻑として応答しますが、そこは確かに⾃治振興会事務局(暫定)
ですのでご安⼼下さい。

今回の事務局移転は、組織の透明性と公正な運営体制を確保するための暫定措置です。実は当自治振興会は発足当時から一切の議事録を残していなかったことが判明しました。つまり「いつ・誰が・何を・どう決めたか」の記録が一切ないのです。議事録がないということは、言うなれば、これまで自治振興会理事会や総会で決めた事に効力はないともいえる大失態です。

この事務局奪取と暫定移転は、これまでのように、特定の⼈だけが情報を持ち、判断や運営を公務員に依存していた状況を改め「誰が担当でも、同じ⽔準で開かれた運営ができる体制」を築いていくための、必要な措置であると考えています。

現在は会⻑(普通に仕事をしている現役世代です)⼀⼈による体制のため、以前の常勤職員(公務員)2名体制と⽐べると、できる仕事量は圧倒的に減りますが、これを機に「自治振興会で本当にやるべき仕事とそうでない仕事」を見極めていきたいと思います。




⼤沢野地区⾃治振興会
会⻑ 坂上 誠⼀




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不正・被害報告受け付け

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【町内会絡みのトラブルについての情報提供のお願い】

大沢野地区自治振興会では、内部において発生した不適切な事案について、関係者に対し刑事告発の手続きを進めております。これは事実関係を明らかにし、司法の判断を仰ぐことで、今後同様の問題が起きないようにするための対応です。

また、これを機会に、皆様からの声を広くお聞かせいただきたいと考えております。
過去に町内会・自治会において、

・役員として承諾していないのに名前を勝手に使われた
・辞退の意思を伝えたのに、記録上はそのまま記載された
・説明不十分で納得できないまま役を引き受けさせられた
・町内会に協力できないなら出ていけと言われた
・その他、町内会・自治会絡みで不利益を被った

などの経験やご相談がございましたら、会長直通のメールをご利用ください。メールが苦手な方であれば、お電話でお話をお伺いすることも可能です。
(※プライバシーには十分配慮いたします)


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よくあるお問合せ

Q: 寄付や募金って良いことじゃないんですか?

A: もちろん良いことです。今回問題なのは寄付そのものではなく、⾃治振興会が負担⾦として⼀括集⾦していた点です。


Q: 募⾦を会費に含めるのは違法なんですか?

A: はい。過去の判例でも違法と判断されています。


Q: これからも町内会を通じて募⾦依頼は来ますか?

A: ⾃治振興会としては今後⼀切、仲介しません。


Q: 今までの募⾦は無駄だったの?

A: いいえ。皆さんの善意はきちんと届いています。